iPhoneのカレンダー(以降Appleカレンダー)もGoogleカレンダーも、無料で使いやすいですが、得意分野は異なります。
Googleカレンダーはどんな環境でも機能し、多数のツールとも強力に連携することができるのに対して、Appleカレンダーは Appleデバイスに最適で、プライバシーと使いやすさが魅力です。
本記事では、数分で最適な選択ができるよう、要点をすばやく把握できる簡潔なセクションにまとめました。
目次
Appleカレンダー Googleカレンダー比較一覧表
項目 | Googleカレンダー | iPhoneカレンダー |
---|---|---|
対応プラットフォーム | Web、Android、iOS(公式アプリ) | iOS、iPadOS、macOS/iCloudのWeb |
機能セット | 空き時間の共有、イベント色、ファイル添付、タスク、Gmailからの自動取り込み、世界時計、ミーティングメモ、予約スケジューリング | 移動時間、Siri、アプリ内で見つかったイベントの自動検出、招待へのメッセージ付き返信、ファイル添付 |
使いやすさ | 直感的で操作項目が見やすい | Appleデバイスでシンプルかつネイティブ |
画面と表示 | スッキリした見た目:日/3日/週/月/年/スケジュール表示 | 洗練された見た目:日/週/月/年 |
カスタマイズ | 高度なカスタマイズ:予定ごとの色、デフォルト設定、複数タイムゾーン | シンプル:カレンダー単位の色、通知プリセット、出発時刻通知 |
共有 | 権限を細かく設定でき、チームに最適、公開や埋め込みにも対応 | iCloud内の共有は快適、公開リンクは閲覧専用 |
連携 | Google Workspaceや幅広い外部ツールとの連携に対応 | Appleアプリ群と強力に連携、直接のアドオンは少なめ |
セキュリティとプライバシー | 2段階認証とパスキー対応、法人向けオプションもあり | 2段階認証とパスキー対応、プライバシー重視 |
価格 | 無料(Workspaceで機能拡張) | Apple ID/iCloudで無料 |
Googleカレンダーはこんな人におすすめ

柔軟性と対応範囲を重視する人はGoogleカレンダーがおすすめです。ほぼすべてのデバイスとブラウザで利用でき、パワーユーザーや多種多様なデバイスが混在する家庭や職場に最適です。
- 高いカスタマイズ性:複数カレンダー、予定ごとの色、デフォルト時間の調整
- スマートな予定作成:Gmailから自動取り込み、場所・添付・候補提案も充実
- どのデバイスでも使える::Android・iOS・Webでシームレス、アカウント切替も簡単
- ビジネス対応:Google Meetの会議リンクを標準サポート、Zoom連携(Google MeetとZoomの比較)、招待オプションが豊富
- 高度な予定タイプ:予約ページ、外出中、集中モードで時間管理がしやすい
Appleカレンダーはこんな人におすすめ

Apple製品で揃えているならAppleカレンダーがおすすめです。iPhone・iPad・Mac・Apple Watchでシンプルかつ一貫した管理ができます。設定も最小限で、iCloudにサインインすればすぐに使えます。
- 純正アプリならではの一体感:ジェスチャー・ウィジェット・ショートカットが最適化
- Siri+自動検出:音声で予定追加可能、Appで検出された予定を自動取り込み
- 出発時刻通知:Appleマップの出発時刻通知で遅刻を防止
- タスクの一元表示:リマインダーの期限付きタスクがカレンダーに表示され、1画面で計画可能
- プライバシー重視: iCloud同期と厳格なデータ保護
Appleカレンダー Googleカレンダー違いは?
日々の利用で差が出やすい5つの項目で、両アプリを比較しました。
1)対応環境とプラットフォーム
- Googleカレンダー:Webアプリに加え、公式のAndroid/iOSアプリを提供。CalDAV経由で他のクライアントにもGoogleアカウントを追加して同期可能。機種変更しても使い勝手は変わりません。
- Appleカレンダー:iOS/iPadOS/macOS/watchOSに標準搭載。Web(iCloud.com)や一部のAndroid用サードパーティアプリでも閲覧可能ですが、使い勝手はまずまず。Apple製品でそろえている場合は最適です。
2)使いやすさ
- Appleカレンダー:余計な要素が少ない落ち着いたUI。予定の作成・編集が素早く、入力フォームや初期値が良好。情報過多な画面が苦手な人に最適。
- Googleカレンダー:情報量はやや多めですが、必要項目が一気に見渡せます(Meetリンク、ゲスト権限、会議設定など)。モバイル版は「予定リスト」「3日表示」など便利な表示も。細かく操作したい人向け。
3)カスタマイズと予定オプション
- Googleカレンダー:調整幅が広く、予定ごとの色、複数リマインダー、複数タイムゾーン表示、カスタムビューなど調整可能。集中時間・外出中は自動で招待を辞退し、より明確な作業時間を確保。予約ページで空き枠の公開も可能。
- Appleカレンダー:設定はスッキリしており、カレンダー単位の色、通知プリセット、添付、繰り返し設定、出発時刻通知などが調整可能。リマインダー連携で期限タスクを予定表に表示。

4)共有とコラボレーション
- Googleカレンダー:チーム向けに設計されており、カレンダー単位の共有で、空き時間のみ/詳細表示/編集可など細かな権限を設定可能。公開カレンダーやWebへの埋め込みにも対応。Google・Apple・Outlookなど異なる環境での招待もスムーズ。
- Appleカレンダー:家族やApple前提のチームに最適。iCloudカレンダーを閲覧/編集権限で共有可能。公開ICSリンクは非Appleユーザーには閲覧専用のため、サードパーティ同期がないと本格的なクロスプラットフォーム運用は制限される。
5)連携(インテグレーション)
- Googleカレンダー:Gmail、Meet、Drive、ToDoリスト、Keepと深く連携。Slack、Zoom、Trello、Asana、Notionなどともネイティブや自動化ツールで連携可能。スケジューリングのハブとして機能する。
- Appleカレンダー:メール、メッセージ、マップ、連絡先、リマインダーと密接に連携。FaceTimeや外部ミーティングリンクもイベントからワンタップで開ける。「連携数」は少なめでも、Appleカレンダーに書き込めるアプリなら拡張は可能。
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- タイムブロッキング完全ガイド
- Googleカレンダーの予定をキャンセルする方法
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まとめ:Googleカレンダー Appleカレンダーどっちを選ぶべき?
👉 Googleカレンダーを選ぶべき人:互換性を最大化し、豊富なカスタマイズとチーム向け共有を求めるならこちら。複数ツール/複数プラットフォーム運用の中核として最適。パワーユーザーに向いています。
👉 Appleカレンダーを選ぶべき人: Apple製品中心で、シンプルで一体感のある使い心地を好むならこちら。プライバシーや見た目を重視する人に向いています。特に家族やApple前提のチームに最適です。
結局のところ、iPhoneカレンダーGoogleカレンダーどっちが自分に合うかは環境と目的によって決まります。
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- チームはGoogleカレンダーを見ているのに、タスクはNotionやTodoistに散らばっている
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- タスクと期日の分断を解消:NotionとGoogleカレンダーを双方向同期して、カレンダーの予定とタスクが一つの流れに
- ToDoリスト・Gmail・連絡先も同期可能:Google ToDoリスト・GoogleコンタクトもNotionと自動同期可能。メールはNotionに自動保存。予定・メール・会議の文脈・相手情報が自動で揃う
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iphoneカレンダー googleカレンダー どっち?に関するよくある質問
Apple製品で統一していてシンプルさ重視ならiPhoneカレンダー。複数ツール連携や細かな権限、端末を問わない利用ならGoogleカレンダー。
使えます。公式iOSアプリとWeb版があります。iOSのデフォルトカレンダーとして設定し、標準アプリにGoogleカレンダーを表示させることも可能です。
GoogleカレンダーはGmail、Meet、Drive、ToDoリスト、Keepと密接に連携しSlack、Zoom、Trello、Asana、Notionなどとも連携可能。AppleカレンダーはApple純正アプリとの一体感が強い。