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Google Keep vs ToDo リスト 違い

Google KeepとGoogle ToDo リストの違いを徹底比較。メモか、タスク管理か。リマインダー・共有・連携を踏まえ、用途別にどちらを使うべきか明確に解説します。

Google Keepのグラデーション電球アイコンとGoogle ToDo リストの青いチェックマークアイコンが、紺色のグラデーション背景で大きな「VS」を挟んで並ぶ構図
執筆者
Simo Elalj
公開日
2026年6月8日

ToDoリストを管理するならGoogle ToDo リストが向いています。期日付きのアクション項目が、そのままGmailとGoogle カレンダーに流れていきます。一方、メモやアイデア、共有リストを書き留めるならGoogle Keepが向いています。画像・音声メモ・色分けラベルにも対応します。この2つは、実はライバル関係にありません。両方を使っている人の多くは、Keepに「書き留める」役割を、ToDo リストに「やり切る」役割を担わせています。本ガイドでは機能ごとに両者を比較し、どちらを選ぶべきか、あるいは役割が重ならないように両方をどう併用するかを明らかにしていきます。

Google KeepとGoogle ToDo リストの違いを一覧で比較

KeepとToDo リストは解決する課題が異なるため、以下のスコアカードでは「どちらが勝者か」を決めるのではなく、それぞれが本来得意とすることに対して評価しています。詳細は後続のセクションで解説します。

項目Google KeepGoogle ToDo リスト最適な用途
主な目的メモ・アイデア・リストの書き留め期日付きToDoの実行目的による
構造ラベルと色を持つ自由形式のメモリスト・タスク・サブタスクToDo リスト(行動項目)
リッチメディア画像・手描き・音声メモ・WebクリップテキストとサブタスクのみKeep
リマインダー時刻ベース+場所ベース時刻・日付(期日)Keep(場所)/ ToDo リスト(カレンダー)
カレンダー連携間接的(リマインダーがToDo リストへ流れる)ネイティブ:日付付きタスクがGoogle カレンダーに表示ToDo リスト
Gmail連携メール内容をメモとして保存メールをワンクリックでタスク化引き分け
コラボレーションメモ・チェックリストを共有して共同編集個人向け、リスト共有は限定的Keep
ビューと整理グリッド/リスト表示、ラベル、色、強力な検索単一リスト表示、ラベルやタグなしKeep(書き留め)/ ToDo リスト(集中)
料金無料無料引き分け

まとめ: 視覚的な情報や共同作業が必要なものを「書き留めて整理する」ならKeep、カレンダーに紐づいた構造的な「実行」ならGoogle ToDo リストに軍配が上がります。多くの方にとって答えは二者択一ではありません。Keepで書き留め、ToDo リストで実行するのが王道です。両者がともに苦手とする唯一の領域が、構造化されたプロジェクト管理です。ここでGoogle ToDo リストをNotionデータベースに双方向同期する選択肢が生きてきます(詳しくは後述します)。

Google Keepとは

Google Keepは、デジタルの付箋を中心に設計された無料のメモアプリです。素早く雑多に書き留めることに向いており、正式な形になる前のアイデア・調べ物・参考資料・ざっくりしたリストを放り込んでおく場所として機能します。

1つのメモには、プレーンテキスト・チェックリスト・画像・手描き・音声メモ(Keepが自動で文字起こし)を入れられます。ボードは色分けとタグのように働くラベルで整理でき、強力な検索バーがどのメモも数秒で呼び戻します。メモはリアルタイムで共有・共同編集もできるため、家族の買い物リストやチームのブレインストーミングの置き場所として自然になじみます。

Keepは場所ベースのリマインダーにも対応しており、特定の場所に着いたときに通知できます(郵便局に着いたら「切手を買う」など)。一方で苦手なのは、構造化されたプロジェクトの組み立てや、カレンダー上での期日のスケジューリングです。Keepは書き留めるためのツールであり、計画を立てるツールではありません。

Google Keepのメモボード(画像:Google)

Google ToDo リストとは

Google ToDo リストは、GmailとGoogle カレンダーに組み込まれた無料でミニマルなToDoアプリです。Keepがアイデアのボードだとすれば、ToDo リストは実際にやり切る必要があることを並べた、すっきりとしたチェックリストです。

ToDoはリストにまとめ、各タスクに日時の期日を設定し、大きな項目はサブタスクに分解できます。日付の付いたタスクはすべてGoogle カレンダーに自動で表示され、Gmailのサイドバーからはメールをドラッグしてそのままタスクリストに追加できます。インターフェースは意図的に簡素で、ラベルも色もボード表示もなく、チェックを付けて消していくだけのリストです。

そのシンプルさこそが狙いです。すべての機能の詳しい解説は、Google ToDo リスト完全ガイドをご覧ください。要点を言えば、ToDo リストは整理のためではなく、実行のためのツールです。

主な違い

両アプリとも無料で、どちらもGoogleアカウント内に収まり、デバイス間で同期します。違いは目的にあり、それがワークフローのどこにどちらを置くべきかを決めます。

メモ書き vs タスクの実行

これが、ほかのすべての違いを説明する分かれ道です。Keepは書き留めることに最適化されています。頭の中の考えを取り出し、柔軟で検索可能なメモにすることが得意です。ToDo リストは完了させることに最適化されています。約束ごとを、日付の付いたチェック可能な項目に変えるのが得意です。

買い物リスト、覚えておきたい一節、レシートのスクリーンショットはすべてKeep向きです。「金曜までにQ3レポートを提出する」はToDo リスト向きで、その期日はカレンダーに表示されます。

書き留め:リッチメディア vs プレーンテキスト

Keepは1つのメモの中で画像・手描き・音声・Webクリップを扱え、写真からテキストを抽出することもできます。ToDo リストはテキストとサブタスクのみです。アイデアに写真・スケッチ・音声メモが必要なら、この2つのうちそれを保持できるのはKeepだけです。

整理:ラベルと色 vs リストとサブタスク

Keepはラベルと色で整理するため、1つのメモに複数のタグを付けたり、ボード全体をそれで絞り込んだりできます。ToDo リストはリストとサブタスクで整理する、タグも色も一切ない、より厳格な階層構造です。

トレードオフとして、Keepはメモが増えると見た目が雑然としやすく、ToDo リストはすっきりしている反面、柔軟性に欠けます。ToDo リストは、項目が属するリスト以外の軸でグループ化することができません。

リマインダーと2025年10月のKeep→ToDo リスト統合

両アプリともリマインダーに対応していますが、方式が異なります。Keepはメモに時刻ベース・場所ベースのリマインダーを追加します。ToDo リストはGoogle カレンダーに表示される期日と時刻を使います。

2025年10月、Googleは両者を接続しました。Keepのリマインダーが現在はGoogle ToDo リストに保存されるようになり、メモに設定した日付付きリマインダーがToDo リストとカレンダーに表示されます(Google Workspace Updates)。この変更によって、Workspace全体の時間に縛られたToDoが集約される唯一の場所がToDo リストとなり、Keepはさらに純粋なメモアプリへと寄っていきました。

カレンダーとGmailの連携

ToDo リストのほうが、より深く組み込まれています。日付付きタスクはGoogle カレンダーに直接表示され、2025年11月にはGoogleがタスクをカレンダーにドラッグして集中作業の時間を確保する機能を追加しました。Keepがカレンダーと結びつくのは、ToDo リストへ流れるようになったリマインダーを介した間接的な形に限られます。日付付きToDoがカレンダー上でどう振る舞うかの全体像は、Google カレンダーでタスクを管理する方法をご覧ください。

両アプリともGmailのサイドバーに置かれています。違いは、Keepがメールの内容をメモとして保存できるのに対し、ToDo リストは元のメッセージへのリンク付きで、メールをワンクリックでタスクに変換できる点です。

GmailからメールをGoogleタスクに変換する(画像:Google)

コラボレーションと共有

コラボレーションは、Keepが明確に一歩抜きん出る領域です。個々のメモやチェックリストをリアルタイムで共有・共同編集できるため、共有の買い物リストや旅行プランはKeepに集まりがちです。Google ToDo リストは個人利用を前提としており、リスト共有はGoogle Workspaceに紐づいた限定的なもので、タスクの割り当てやコメント機能はありません。複数人が同じリストに触れる必要があるなら、Keepのほうが適しています。

Google KeepとGoogle ToDo リストを併用する

多くの方にとって最も効率的な構成は、どちらかを選ぶことではなく、役割分担を明確にして両方を使うことです。すなわち、Keepで書き留め、ToDo リストで実行するという分担です。

実際には3つのステップになります。まず、生の情報はすべてKeepに入れます。会議メモ、まとまっていないアイデア、リンク、写真、進行中のリストなどです。次に、メモの中に実際にやるべきことが含まれていたら、それをToDo リストへ昇格させ、日付付きでチェック可能な項目にします(2025年に追加されたリマインダーの橋渡しがここで役立ちます)。最後に、1日の進行はToDo リストとGoogle カレンダーから管理し、Keepは文脈が必要なときに参照する棚として残しておきます。

こうすることでToDoリストは短く実行可能なまま保たれ、Keepが得意とする雑多で価値ある書き留めも損なわれません。両者がぶつかるのは、片方にもう片方の仕事をさせようとしたときだけです。

Google ToDo リストでは足りないとき:Notionとの連携

書き留めと実行の分担は、ToDoがフラットなチェックリストに収まらなくなるまではうまく機能します。タスクをプロジェクトごとにタグ付けしたい、ボードで一覧したい、完了/未完了を超えたステータスを追跡したい、タスクを生み出した元のメモに紐づけたい。こうした瞬間に、Google ToDo リストが意図的に設けている壁にぶつかります。ラベルがなく、ビューがなく、項目同士の関係づけもありません。

タスク管理ツールを乗り換えるのも一つの答えですが、それはおそらく気に入っているGmailとカレンダーの連携を手放すことを意味します。もう一つの答えは、足りない構造を**Notion**との連携で補うことです。Notionはタスクリストをデータベースへと変えるワークスペースです。Notionではプロパティ(優先度・プロジェクト・ステータス・タグ)を追加し、テーブル・ボード・カレンダーの各ビューを切り替え、各タスクを関連するメモやプロジェクトに紐づけられます。これらはToDo リストが設計上あえて省いている整理機能です。ただし問題は、Google ToDo リストが単独ではNotionとやり取りできないことです。

手作業のコピーなしで両者を歩調を合わせるために、2syncはGoogle ToDo リストとNotionを完全な双方向同期で接続します。Google ToDo リスト側でタスクにチェックを付ければNotionに反映され、Notion側で編集すれば変更が戻ってきます。期日・サブタスク・メモを含む15のGoogle ToDo リストのフィールドをNotionのプロパティにマッピングし、ユーザーの約79%が双方向同期を使って両側を自動的に最新に保っています。202か国・127,000人以上のユーザーのもとで、2syncはこれまでに約250万件の同期アイテムを処理してきました。Google Keepはメモアプリであり、この同期の対象ではありません。橋渡しは、構造化されたToDoを持つGoogle ToDo リスト側に位置します。

先ほどと同じGoogle ToDo リストのToDoが、2syncとの双方向同期を経て、週・月・ボードの各ビューを備えたNotionデータベースに表示されている様子。

設定は数分で完了します。手順はNotionとGoogle ToDo リストの同期方法で順を追って解説しています。各フィールドがどうマッピングされるかはGoogle ToDo リストのNotion連携ページをご覧ください。構造化したGoogle ToDo リストでも物足りなければ、専用のタスク管理ツールのほうが合うかもしれません。その場合は、決める前にTodoist vs Google ToDo リストTickTick vs Todoistを比較してみてください。

どちらを選ぶべきか

最適な選択は、何をしたいかによって決まります。用途別の早見表は以下のとおりです。

主にやりたいことおすすめ理由
メモ・アイデア・参考資料を書き留めるGoogle Keepリッチメディア・ラベル・色・高速検索
期日付きの毎日のToDoリストを回すGoogle ToDo リスト期日がGoogle カレンダーに表示、すっきり集中できる
共有の家族/チームリストを保つGoogle Keepメモとチェックリストのリアルタイム共有
学生として課題を管理する両方講義メモとグループ用リストはKeep、提出期限はToDo リスト
タスク用に集中作業の時間を確保するGoogle ToDo リストタスクをGoogle カレンダーにドラッグ(2025年後半に追加)
プロジェクト・ステータス・ビューでタスクを整理するGoogle ToDo リスト + NotionToDo リストにない構造を、Notionデータベースへの同期で補う

まとめ

Google KeepとGoogle ToDo リストは、競合というよりも、同じワークフローの2つの半分です。**Google Keepはより優れた書き留めツールで、メモ・画像・音声メモ・共有リスト・ラベルを扱います。Google ToDo リスト**はより優れた実行ツールで、GmailとGoogle カレンダーに組み込まれた、日付付きでチェック可能なToDoを扱います。どちらか1つだけを選ぶなら、考えを整理するならKeep、物事をやり切るならToDo リストです。そして、最も満足度が高いのは多くの場合、両方を使い、片方で書き留め、もう片方でやり切るやり方だということを覚えておいてください。

いずれぶつかる限界は、構造です。チェックリストにプロジェクト・ビュー・関係づけが必要になったら、それらを備えたワークスペースにGoogle ToDo リストを接続するのが解決策になります。

Google ToDo リストに足りない構造を加える

Google ToDo リストをNotionデータベースと双方向で同期。フィールドマッピングとフィルターで、タスクをボード・テーブル・カレンダーの各ビューに表示できます。

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よくある質問

Google KeepはGoogle ToDo リストに置き換えられるのですか?

いいえ。2025年10月にGoogleはKeepのリマインダーをGoogle ToDo リストに保存し始めたため、時刻ベースのリマインダーはToDo リストとGoogle カレンダーに表示されるようになりましたが、Keepは引き続き独立したメモアプリです。Keepはメモ・アイデア・リストを書き留めるためのもの、ToDo リストは期日付きのToDoを実行するためのものです。両者は異なる目的を持ち、どちらも今も提供されています。

Google Keepは終了するのですか?

いいえ。Googleは2021年初頭にスタンドアロンのKeep Chromeアプリのサポートを終了したため一部で混乱がありましたが、KeepはWebとモバイルで今も稼働しており、2025年まで更新が続いています。サービス終了の予定は発表されていません。

Google Keepのメモをタスクに変換できますか?

メモを直接タスクに変えるボタンはありませんが、Keepのメモにリマインダーを追加でき、2025年10月以降そのリマインダーはGoogle ToDo リストに保存されます。行動項目については、アイデアをKeepで書き留め、ToDo リストでToDoを作り直すのが最もすっきりした方法です。そこで期日が付き、カレンダー上の居場所も得られます。

Google ToDo リストをNotionと同期できますか?

はい。Google ToDo リストは単独ではNotionと接続できませんが、2syncが完全な双方向同期で両者を同期します。Google ToDo リストで完了・編集したタスクはNotionに反映され、Notionでの変更も戻ってきます。15のGoogle ToDo リストのフィールドをNotionのプロパティにマッピングするため、すでに使っているToDoの上に、Notionのデータベース・ビュー・タグを重ねられます。

学生にはGoogle KeepとGoogle ToDo リストのどちらが向いていますか?

多くの学生は両方を使うのが最も効果的です。Google Keepは講義メモ・調べ物の切り抜き・共有のグループプロジェクトリストに最適で、Google ToDo リストはGoogle カレンダーに表示させたい課題の締切に向いています。Keepで書き留め、ToDo リストで締切を追跡しましょう。

Google Keepのリマインダーは今ではGoogle ToDo リストに表示されますか?

はい。2025年10月以降、Google Keepのメモに設定したリマインダーはGoogle ToDo リストに保存されるため、ToDo リストアプリとGoogle カレンダーで、ほかの日付付きToDoと並んで表示されます。この変更により、時刻ベースのリマインダーが1か所に集約されました。

ToDoリストにはGoogle KeepとGoogle ToDo リストのどちらが向いていますか?

本格的なToDoリストにはGoogle ToDo リストのほうが向いています。期日・サブタスク・カレンダー連携に対応しているためです。Google Keepはシンプルなチェックリストを保持でき、そのリストを誰かと共有したいときには良い選択肢ですが、期日もカレンダービューもありません。

著者について

Simo Elalj
Simo Elalj

2syncの創業者。INSA Lyon出身のソフトウェアエンジニア。Notionをカレンダー、タスク、連絡先と接続する同期ツールを開発。以前はリファービッシュ家電の価格比較プラットフォームRefurbMeを設立。


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