ソフトウェア18分で読めます

n8n vs Make 徹底比較【2026年最新版】料金・セルフホスト・AI

n8n vs Make を最新の料金で徹底比較。n8n は 2,003 連携でセルフホスト対応、Make は 3,000 超のアプリとクレジット課金。用途別のおすすめまで解説します。

深い青のグラデーション背景の上に、左に n8n のロゴ、右に Make のロゴ、中央に黄色の VS 区切り。
執筆者
Simo Elalj
更新日
2026年8月6日

n8n は開発者志向のオープンソース型ワークフロー自動化ツールで、自社インフラでセルフホストするか、n8n Cloud で運用できます。複雑なロジック、AI エージェント、インフラの完全なコントロールを必要とする技術チーム向けに設計されています。Make(旧 Integromat)はクラウド専用のビジュアルなノーコードプラットフォームで、ドラッグ&ドロップのシナリオビルダーと 3,000 を超えるアプリのカタログを備え、洗練された自動化をすばやく組みたいノンテクニカルなユーザー向けに設計されています。本記事では、ホスティング、最新の料金体系、AI 機能、総保有コスト、そして自社のスタックに合うのはどちらかという観点から、2026 年時点の両者を正面から比較します。

ひと目でわかる結論

  • n8n が向く方: セルフホスト、AI エージェントのカスタマイズ、複雑なロジック、透過的な JSON ワークフローを重視する場合
  • Make が向く方: スピード、洗練されたビジュアルなシナリオビルダー、運用負担ゼロを重視する場合

ひと目でわかる n8n vs Make 比較表

項目n8nMake
適したユーザー開発者、複雑なロジック、AI エージェント、セルフホストノンテクニカル、ビジュアルなワークフロー、短期立ち上げ
ホスティングクラウドまたは自社インフラでセルフホストクラウドのみ、フルマネージド
連携数2,003 連携 + カスタム HTTP ノード3,000 を超える既製アプリとモジュール
料金モデル実行回数ベース(Cloud)または定額サーバー費(セルフホスト)クレジット制(処理 1 回あたり基本 1 クレジット、一部の AI 機能はより多く消費)
AI ワークフローLangChain ネイティブノード、ノード単位のプロンプト制御、モデル非依存ネイティブな AI エージェントビルダー、MCP サーバー、シナリオ内 AI モジュール
最初のワークフローまでの時間30 分(クラウド)または半日(セルフホスト)5〜15 分(簡易なシナリオ)
オープンソース対応(フェアコードライセンス)非対応

出典:n8nMake(いずれも 2026年8月6日確認)

n8n とは? Make(旧 Integromat)とは?

比較に入る前に、それぞれがどのような製品なのかを整理しておきます。

n8n は、ソースコードが GitHub で公開されているワークフロー自動化ツールです(フェアコードライセンス)。Docker で自社サーバーに設置するセルフホスト運用と、ベンダー側が運用する n8n Cloud のどちらでも利用できます。公式カタログには 2,003 の連携が並び、そこに載っていないサービスも HTTP リクエストノードから直接 API を呼び出せます。ノードを線でつないでいくエディタは、各ノードを通過するデータをそのまま表示する設計になっており、途中の JSON を確認しながら組み立てられます。

Make は、ビジュアルな自動化プラットフォームです。もともと Integromat という名称で提供されていたサービスで、現在も integromat.com にアクセスすると Make 側の案内ページへ転送されます。日本語の記事や社内資料で「Integromat」と書かれている場合、指しているのはこの Make だとお考えください。提供形態はクラウドのみで、セルフホスト版はありません。カタログは 3,000 を超えるアプリをカバーし、シナリオと呼ばれるワークフローをドラッグ&ドロップのキャンバス上で組み立てます。

n8n を選ぶべき場面

n8n はオープンソースのワークフロー自動化ツールで、2,003 の連携を備え、自社インフラでセルフホストするか n8n Cloud で運用できます。Make に対して n8n が優位に立つ 4 つの場面は次のとおりです。

  • セルフホストとデータプライバシー。 規制業界で運用しており、データを他社クラウドに置けない場合、そしてセルフホスト(Docker、リバースプロキシ、バックアップ)が選択肢に入る場合に強みを発揮します。Make はクラウド専用でセルフホストの提供はありませんので、オンプレミス実行が必須要件であれば、n8n が唯一の現実的な選択肢になります。
  • 複雑なロジックと透過性。 深い分岐、ループ、エラーハンドリング、カスタム JavaScript 関数、検査可能な JSON ペイロードが必要で、「ブラックボックス」型の実行エンジンを避けたい場合に向きます。n8n は各ノードでデータ構造を表に出しますが、Make はビジュアルキャンバスの裏側に抽象化します。
  • モデルを選べる AI エージェント。 自社の LLM(Claude、OpenAI、Mistral、セルフホスト版 Llama など)にワークフローを接続し、ノード単位でプロンプトを制御し、トークン使用量を確認したい場合。n8n の LangChain ネイティブノードはこの用途を一級市民として扱いますが、Make の AI 提供はより制約があります。
  • 大規模運用でのコスト効率。 月に数万から数百万回の処理を回す規模で、社内に技術リソースがある場合です。Make のクレジットを追加購入し続けるより、セルフホストの n8n の定額サーバー費のほうが安く収まる分岐点が、この規模帯にあります。

n8n の限界

セルフホストは本物の作業です。 「無料」の n8n は無料ソフトウェアであって、無料インフラではありません。サーバー費(小規模 VPS で月 5〜15 ドル程度が目安)に加え、セットアップ、Docker、リバースプロキシ、バックアップ、バージョンアップ、そして時には「夜 11 時にワークフローが止まった原因を探る」デバッグ時間まで、自分の時間で支払うことになります。

学習曲線も本物です。 n8n は JavaScript 風の式、生の API ペイロード、ノード配線パターンを表に出しており、肌感覚で扱えるようになるまで数日かかります。自動化のバックグラウンドがないノンテクニカルなユーザーは、n8n の最初のワークフローよりも、Make の最初のシナリオを数週間早く公開できるはずです。その代わり n8n は比類のないコントロールを提供します。コストは立ち上げの時間です。

Make を選ぶべき場面

Make はビジュアルなノーコード自動化プラットフォームで、3,000 を超える既製アプリとモジュールを備え、各ステップを流れるデータをリアルタイムにアニメーションで可視化するドラッグ&ドロップのシナリオビルダーを持っています。n8n に対して Make が優位に立つ 4 つの場面は次のとおりです。

  • 構築スピード。 Make のシナリオビルダーは、カテゴリ内で最も洗練されたビジュアルキャンバスです。モジュールを 8 つ配線し、各モジュールを流れるデータを目で追いながら、n8n のノードエディタよりも早く動くシナリオを公開できます。
  • インフラ不要。 SOC 2 準拠のフルマネージドなクラウド自動化、サーバー運用ゼロ、稼働率・リトライ・可観測性をすべてプラットフォーム側に任せたい場合に向きます。n8n Cloud も同様の体験を提供しますが、Make の方がノンテクニカルなオペレーター向けに洗練されています。
  • 標準的な SaaS 向けの既製モジュール。 Make のカタログは、よく使われる SaaS ツール(Notion、Google Workspace、Slack、Airtable、HubSpot など)を箱を開けたままの状態でカバーし、実際に使う具体的な処理を露出する豊富なモジュールを備えています。汎用 webhook 任せではありません。
  • 小〜中規模での価格優位。 Make のクレジット課金は Core プランで 月払いで月 12 ドル・10,000 クレジット(年払いなら月 9 ドル)から始まり、小規模な直列ワークフローでは緩やかにスケールします。小規模では、n8n Cloud より Make の方が安く済むケースが多くあります。

Make の限界

セルフホストは一切不可。 Make はクラウド専用です。業界、セキュリティポリシー、コンプライアンス要件がオンプレミスやプライベートクラウドでの実行を求める場合、Make は候補から外れます。その制約下では n8n が唯一の現実的な代替です。

クレジットは規模が大きくなると累積します。 Make ではシナリオが実行する処理ごとにクレジットが計上されます。ほとんどの処理は 1 クレジットですが、AI プロバイダーを使う一部の高度な機能はより多く消費します。8 モジュールのシナリオを 1,000 回動かせば、およそ 8,000 回分の処理が発生する計算です。小規模では安価ですが、大規模になると請求額は急速に膨らみます。月数百万クレジットの規模に達すると、セルフホストの n8n の定額インフラ費が 1 桁分下回ります。

AI コントロールの制約。 Make の AI モジュールと AI エージェントビルダーは、単純なユースケース(要約する、分類する、意図に応じてルーティングする、など)には十分機能しますが、プロンプトとモデルの選択は制約されます。LLM を差し替えたい、セルフホスト Llama でエージェントを動かしたい、ノード単位でトークン使用量を確認したい、といった用途では、n8n の方が深みで勝ります。

料金プランと総保有コスト

比較を具体的にするため、典型的な中規模ワークロード(月 200 件のイベントを 2 方向で同期、8 フィールドをマッピングするカレンダー〜データベース同期、Make 換算で約 5,000 クレジット、n8n 換算で約 400 回のワークフロー実行)で、それぞれの選択肢が実際にいくらかかるのかを示します。

選択肢プラン月額消費量隠れたコスト最初のワークフローまでの時間
MakeCore月 12 ドル10,000 クレジット双方向を模すシナリオ 2 本10〜15 分
n8n CloudStarter月 20 ユーロ2,500 回実行ワークフロー 2 本の状態管理30 分
n8n セルフホストCommunity Editionサーバー費のみサーバー性能次第半日の初期構築 + 月 1 時間程度の保守4〜8 時間

請求通貨と請求サイクルが異なる点にご注意ください。 Make は米ドル建てで、表の 12 ドルは月払いの価格です(年払いなら月 9 ドル)。n8n はユーロ建てで、表の 20 ユーロは年払い前提の表示です(月払いを選ぶと 17% 高くなります)。通貨が違うため、この 2 つの数字をそのまま並べて安い高いを判断することはできません。いずれも 2026年8月7日時点の公式料金ページの表示です。

この規模では、3 つの選択肢は次のように整理できます。

  • Make Core はサブスクリプション欄で最安で、月払いで月 12 ドル・10,000 クレジット、年払いなら月 9 ドルまで下がります。ビジュアルビルダーは公開までが最も早い構成で、データが Make のカタログに収まる小〜中規模では、価値が出るまでの速さで勝ります。
  • n8n Cloud Starter は年払いで月 20 ユーロ、2,500 回実行と、より技術寄りのインターフェイスを提供します。年払いを選ぶと 17% の割引になりますので、月払いではこれより高くなる点にご注意ください。上位の Pro は年払いで月 50 ユーロ・10,000 回実行です。n8n の請求はユーロ建てで、日本円やドルでの請求額は決済時のレート次第になります。コントロールの深みは、分岐、JavaScript 注入、LangChain ワークフローを必要とするなら、価格に見合います。
  • n8n セルフホスト(Community Edition)はサブスクリプション欄では最安で、ソフトウェア自体の費用はかかりません。ただし隠れたコストは自分の時間です。DevOps の余力がない Notion ユーザーは、サーバーのセットアップ、バージョンアップ、夜 11 時のデバッグなどで、マネージド型のサブスクリプション料金を上回るコストを払いがちです。
  • 上位プランに移ってもクレジット量そのものは増えません。 Make の Pro(月払いで月 21 ドル、年払いなら月 16 ドル)と Teams(月払いで月 38 ドル、年払いなら月 29 ドル)に表示されている金額も、いずれも 10,000 クレジット分の価格です。上位プランで増えるのは優先実行やチーム機能であり、処理量を増やしたい場合は同じプランの中で上位のクレジット枠を選ぶことになります。処理量が伸びるほど追加クレジットの費用が積み上がるため、ある規模を超えるとセルフホストの定額サーバー費のほうが安く収まります。

2026 年の AI エージェント

n8n と Make はどちらも、ここ 18 ヶ月で AI ワークフローへ大きく投資してきました。両者の分かれ目は狭まるどころか、むしろはっきりしてきています。

  • n8n はビルダー向けの選択肢。 LangChain ネイティブノードは、本番運用の AI エージェントを開発者が他所で使うのと同じプリミティブを提供します。モデル(OpenAI、Anthropic、Mistral、セルフホスト Llama)を選び、ノード単位でプロンプトを制御し、トークン使用量を確認し、LLM を含むスタック全体をセルフホストできます。カスタムロジックで多数のツールを横断するエージェントには、2026 年は n8n の方が適しています。
  • Make はオペレーター向けの選択肢。 AI エージェントビルダーは、ノンテクニカルなユーザーが慣れ親しんだドラッグ&ドロップのキャンバスの中に置かれています。エコシステム側では OpenAI・Anthropic Claude・Google Gemini・Perplexity といった主要な AI サービスのコネクタが揃っており、Make MCP サーバーを使えば ChatGPT や Claude などの外部 AI から自社のシナリオを直接呼び出せます。LangChain やモデルパラメータを考える必要はなく、エージェントに何をさせたいかを記述するだけで、Make がオーケストレーションを担います。ノンテクニカルなオペレーターが保守できる範囲のエージェントには、UX で Make に軍配が上がります。

ただし、いずれのツールも単体で「システム間の元データを整合させ続ける」用途は想定していません。これは別の問題で、次のセクションで取り上げます。

どちらも当てはまらない領域:継続的な双方向同期

n8n も Make も同じ形をしています。イベント駆動の自動化です。何かが起きると、ツールが反応し、ワークフローが終わります。このモデルは大半の用途を素直にこなしますが、ひとつのクラスの問題でほころびます。2 つのシステムを、競合解決込みで、双方向に継続的に整合させ続けるという問題です。自動化のオーディエンスで最もよく見るのは、Notion ワークスペースをカレンダーやタスクリスト、メール受信箱と組み合わせるケースですが、制約自体は汎用です。専用の同期レイヤーが優位に立つのは、おおむね次の点です:

  • 本物の双方向。 Notion と Google カレンダーの双方向同期を Make で模倣しようとすると、方向ごとに 1 本ずつ、合計 2 本のシナリオが必要で、共有された状態は持てません。n8n 版でも 2 本のワークフローを手動で状態管理する形になります。いずれも更新時に競合する可能性があり、同じアイテムが両方向を通過すると重複や古い行を残します。2sync のような同期レイヤーは双方向を 競合解決込みの単一構成として扱い、プランに応じて 2〜5 分間隔で同期します。手順を最初から最後まで知りたい方は、NotionとGoogleカレンダーを連携するすべての方法をご覧ください。
  • フィールド単位のコントロール。 n8n と Make では、フィールドごと・シナリオごとにマッピングロジックを書く必要があります。2sync は Notion と Google カレンダーのあいだで 16 以上のフィールド(タイトル、説明、日時、参加者、場所、繰り返し、主催者、色、フリー/ビジー、会議リンクなど)を、1 画面のビジュアルマッピングで対応します。各フィールドは双方向、Notion への片方向、プロバイダーへの片方向のいずれかを選べます。
  • 繰り返し予定。 n8n と Make は、Google カレンダーの繰り返しイベントを単一オブジェクトとしか認識しません。発生回ごとに Notion ページを作成するには、自前でロジックを書くしかありません。2sync は標準で 発生回ごとに Notion ページを 1 つ作成し、フィルターに使える Is Recurring プロパティも付与します。Notion 側で将来のインスタンスを生成するネイティブテンプレートで対応したい方は、Notion で繰り返しタスクを作る方法をご覧ください。
  • インフラ不要。 紙の上では n8n セルフホストは安く見えます。時間軸で見ると高くつきます。DevOps の余力がない Notion ユーザーは、n8n の保守よりも 2sync のサブスクリプションの方が結果的に安くなります。2sync は 月 9 ドルの Solo プラン(年払いなら月 7 ドル)から運用でき、お客様側ではインフラ、サーバー、監視のいずれも不要です。同じモデルで TodoistOutlook カレンダーGmail も追加料金なしでカバーします。
  • 学習コストなし。 シナリオを組む、ノードを配線する、式を書く、いずれも不要です。Notion のデータベースを選び、フィールドをマッピングし、運用を開始するだけ。セットアップウィザードは 6 ステップで、所要時間は 5 分です。

2sync をご自身の Notion ワークスペースで試す

Notion と Google カレンダーを 5 分以内に接続。最初から双方向同期が有効で、シナリオもワークフローも覚える必要はありません。

最初の同期を作成する

意思決定マトリクス:ブランドではなく必要性で選ぶ

3 つのツールは、それぞれ別の問題に最適化されています。一番きれいな選び方は、実際のワークフローを起点にして、それを解くツールを選ぶことです。

n8n が向く場面Make が向く場面2sync が向く場面2sync と他ツールを併用すべき場面
セルフホストや AI エージェントのカスタマイズを重視する洗練されたビジュアルビルダーと最大級のカタログを重視する課題が「Notion をカレンダー・タスク・受信箱と同期し続けたい」であるワークフローに同期要素と自動化要素の両方がある
技術リソースがあり、データプライバシーを重視する自動化専任チームがいないシナリオの世話やサーバー保守を避けたい各レイヤーに得意分野を任せたい
Make のクレジット費用が見合わない規模になっている小〜中規模の直列フローを動かしている繰り返し予定を Notion の個別ページとして扱いたい2sync の狭いカタログにない接続先が必要
AI エージェントのコントロールがセットアップの速さより重要セットアップの速さがエージェントの深さより重要セットアップ時間がコネクタの幅広さより重要カレンダー側はネイティブに、ロングテールは汎用ツールで処理したい

積み上げ(スタッキング)はごく普通の選択で、よく見られます。典型的なパターンは、カレンダー、タスク、連絡先の同期は 2sync(双方向の扱いに強みがあるレイヤー)に任せ、その他のアプリ間で発生する単発トリガーのロングテールは n8n または Make に任せる構成です。各ツールが得意分野に留まり、結果として全部を 1 プラットフォームに集約するより請求額が下がります。

検討中のツールが他にもある場合は、あわせて次の比較もご覧ください。

まとめ

n8n と Make はどちらも実在の課題を解く実在のツールです。両者の選択は無視できない違いを伴います。片方には深さとコントロールが、もう片方にはスピードと洗練があります。ただし、この比較を検索している読者の多くは 2 つの問いを混同しており、正解はどちらの問いを問うているかで変わります。必要なのは自動化でしょうか、それとも同期でしょうか。

多数のアプリをカスタムロジックでつなぐのが課題なら、n8n か Make が適切なツールで、本記事の前半がどちらを選ぶべきかを示しています。Notion をカレンダー、タスク、受信箱と同期し続けるのが課題なら、それは同期レイヤーの問題であって自動化の問題ではありません。2sync はその用途のために作られました。シナリオを 2 本組む構成と、設定不要のネイティブ同期との違いは、2sync と Make の比較2sync と n8n の比較で具体的にご確認いただけます。

5 分で Notion 同期をセットアップ

Notion と Google カレンダー、Outlook、Todoist、Gmail を 5 分以内に接続できます。すべてのプランに 14 日間の無料トライアルが付いています。

2sync を無料で試す

FAQ

n8n と Make の違いは何ですか?

n8n は自社インフラでセルフホストするか n8n Cloud で運用できるオープンソース型のワークフロー自動化ツールです。複雑なロジック、カスタム JavaScript、モデル単位でコントロール可能な AI エージェントを必要とする開発者と技術チーム向けに作られています。Make はクラウド専用のビジュアルなプラットフォームで、ドラッグ&ドロップのシナリオビルダー、3,000 を超えるアプリカタログ、クレジット課金を備えています。洗練された自動化をすばやく組みたいノンテクニカルなユーザー向けに作られています。大まかには「深さとコントロール(n8n)」対「スピードと洗練(Make)」という構図です。

n8n とはどのようなツールですか?

n8n は、ノードを線でつないでワークフローを組み立てるオープンソースのワークフロー自動化ツールです。フェアコードライセンスでソースコードが公開されており、Docker で自社サーバーに設置するセルフホスト運用と、ベンダーが運用する n8n Cloud のどちらでも利用できます。公式カタログには 2,003 の連携が用意され、カタログにないサービスも HTTP リクエストノードから直接 API を呼び出せます。

Make は旧 Integromat と同じサービスですか?

同じサービスです。Make はもともと Integromat という名称で提供されていたプラットフォームで、現在も integromat.com にアクセスすると Make 側の案内ページへ転送されます。日本語の記事や社内資料で Integromat と表記されている場合、指しているのは現在の Make だとお考えください。

n8n は日本語で使えますか?

公式には英語のみです。セルフホスト版には表示言語を指定する環境変数 N8N_DEFAULT_LOCALE がありますが、n8n が同梱しているロケールファイルは英語(en)だけで、日本語の翻訳ファイルは配布されていません。未翻訳の文字列は英語にフォールバックする仕様のため、変数を ja に設定しても画面はほぼ英語のままです。日本語化するには、自分で翻訳ファイルを用意するか、有志が公開している日本語 i18n を組み込む必要があります。また n8n Cloud では表示言語を変更できません。

n8n は Make より優れていますか?

絶対的に優れているということはなく、両者は別の問題に最適化されています。n8n はセルフホスト、AI エージェントのカスタマイズ、JavaScript 注入、大規模運用でのコスト効率で勝ります。Make はビジュアルな洗練、カタログの幅広さ、最初のワークフローまでの時間、小〜中規模での価格優位で勝ります。正解は、実際に何を作りたいかで決まります。

n8n は無料ですか? Make は無料ですか?

どちらにも無料枠があり、それぞれにトレードオフがあります。n8n Community Edition は自社サーバーでセルフホスト可能な無料のオープンソースソフトウェアです(小規模 VPS で通常月 5〜15 ドル程度が目安)。n8n Cloud の有料プランは Starter が年払いで月 20 ユーロ(2,500 回実行)から始まり、クレジットカードなしで無料トライアルを試せます。Make は月 1,000 クレジット・有効シナリオ 2 本の無料プランがあり、有料の Core プランは月払いで月 12 ドル、年払いなら月 9 ドル(いずれも 10,000 クレジット)から始まります。n8n はユーロ建て、Make は米ドル建てで請求されます。

Make と n8n はどちらが安いですか?

小〜中規模では、月払いで月 12 ドル・年払いなら月 9 ドルの Make Core が有料プランで最安です(いずれも 10,000 クレジット)。ただし Make は米ドル建て、n8n Cloud はユーロ建てで請求されるため、金額をそのまま並べた比較はできません。大規模運用では、セルフホストの n8n の定額サーバー費が Make のクレジット追加購入の積み上がりを下回ります。Make の Pro(月払いで月 21 ドル)と Teams(月払いで月 38 ドル)の表示価格もいずれも 10,000 クレジット分ですので、処理量が増えるほど差が開きます。n8n の隠れたコストはサブスクリプションではなく、運用に費やす時間です。

Make を n8n のようにセルフホストできますか?

できません。Make はクラウド専用で、セルフホスト版は提供されていません。セルフホストが必須要件(規制業界、データレジデンシー、オンプレミス実行)であれば、両者のうち現実的な選択肢は n8n のみです。

連携数は n8n と Make のどちらが多いですか?

既製コネクタの数では Make が多く、3,000 を超えるアプリとモジュールのカタログを擁します。n8n は 2,003 の連携に加え、任意の REST API を直接呼び出せるカスタム HTTP リクエストノードを備えており、実質的に API を露出しているサービスとは何でも連携できます。

n8n や Make で Notion と Google カレンダーを双方向に同期できますか?

単一構成としては不可能です。どちらのツールも各方向を別のワークフローまたはシナリオとして扱い、共有された状態を持ちません。そのため更新時に競合が起きたり、削除が重複行を生んだりします。競合解決込みの継続的な Notion 双方向同期には、2sync のような専用同期ツールがネイティブにこのワークフローを扱います。セットアップウィザードは 6 ステップで、所要時間は約 5 分です。

2sync を n8n や Make と併用できますか?

可能です。実際に多くのお客様が併用されています。よくある構成は、双方向の扱いに強みのある 2sync をカレンダー・タスク・連絡先の同期に充て、アプリ間で発生する単発トリガーのロングテールは n8n または Make に任せるというものです。各ツールが得意分野に留まり、全部を 1 プラットフォームに集約するより請求額が下がります。

著者について

Simo Elalj
Simo Elalj

2syncの創業者。INSA Lyon出身のソフトウェアエンジニア。Notionをカレンダー、タスク、連絡先と接続する同期ツールを開発。以前はリファービッシュ家電の価格比較プラットフォームRefurbMeを設立。


最新記事

ブログから

Notion同期、弊社が検証するカレンダー・タスクツール、そしてそれらを支える生産性スタックに関するガイドです。