連絡先連携11分で読めます

削除したGoogleの連絡先を復元する5つの方法と重複の整理

削除したGoogleの連絡先は、30日以内ならゴミ箱や変更を元に戻すで復元できます。機種変更で消えた電話帳をAndroidのバックアップから戻す手順と、30日を過ぎても残る同期コピーの作り方も解説します。

濃い青のグラデーションの上で、白い線で描いたゴミ箱から点線の矢印が弧を描き、Google コンタクトの人物アイコンへ戻っている
執筆者
Simo Elalj
公開日
2026年10月18日

連絡先をうっかり削除してしまった。機種変更や初期化のあと、電話帳の半分が見当たらない。どちらの場合も、すぐに諦める必要はありません。

Googleは削除した連絡先を30日間ゴミ箱に残します。この期間内であれば、ほとんどの削除は取り消せます。

使う方法は2つの条件で決まります。連絡先の保存先(Google アカウント、スマートフォン本体、SIMカード)と、消えてからの日数です。

結論

パソコンでcontacts.google.comを開き、左側のメニューを下までスクロールしてゴミ箱をクリックします。戻したい連絡先にチェックを入れ、右上の復元をクリックすれば完了です。削除から30日以内であれば、この方法で戻せます。

まとめて削除や変更をしてしまった場合は、右上の設定アイコンから変更を元に戻すを選びます。過去30日以内の好きな時点まで、連絡先全体を巻き戻せます。

状況別の復元方法の選び方

状況方法期限
1件から数件の連絡先を削除したゴミ箱から復元する30日
機種変更や初期化で、本体やSIMカードの連絡先が消えたAndroidのバックアップから復元するバックアップが残っている間
まとめて削除した、統合を間違えた、その他の連絡先を削除した変更を元に戻す30日
以前に連絡先をファイルに書き出していたCSVやvCardをインポートするなし
連絡先をNotionのデータベースと同期していたNotionのコピーと2syncの一括編集ツールNotionのページが残る

1. ゴミ箱から連絡先を復元する

誤って削除したときは、まずこの方法を試してください。削除した連絡先はゴミ箱に移り、30日が経過すると完全に削除されます。

パソコンの場合

  1. Google コンタクトを開きます。
  2. 左側のメニューを下にスクロールし、ゴミ箱をクリックします。
  3. 戻したい連絡先の横にあるチェックボックスをオンにします。すべて戻す場合は、1件にチェックを入れてから、左上の選択の操作ですべてをクリックします。
  4. 右上の復元をクリックします。

ゴミ箱から戻せない連絡先が2種類あります。1つは、ゴミ箱で完全に削除した連絡先です。こちらはもう戻せません。

もう1つは、その他の連絡先から削除した連絡先です。その他の連絡先は、Gmailでやり取りした相手のメールアドレスが自動で保存される場所で、ここから削除したものはゴミ箱に入りません。後述の変更を元に戻すを使ってください。

Androidスマートフォンの場合

  1. 連絡帳アプリ(Google コンタクト)を開きます。
  2. 右上で、その連絡先が保存されていたGoogle アカウントを選びます。
  3. 下部にある整理をタップし、ゴミ箱をタップします。
  4. 戻したい連絡先をタップし、復元をタップします。

複数をまとめて戻すときは、1件を長押ししてから残りの連絡先をタップし、その他アイコンから復元をタップします。

アプリのバージョンによっては、下部のタブが整理ではなく修正と管理と表示されます。

ゴミ箱を開くには、自動同期がオンになっていて、端末がオンラインである必要があります。

また、ゴミ箱に入るのはGoogle アカウントに保存していた連絡先だけです。スマートフォン本体にだけ保存していた連絡先は、この方法では戻せません。

2. 機種変更や初期化で消えた電話帳をAndroidのバックアップから戻す

Google アカウントに保存している連絡先は、新しいスマートフォンで同じアカウントにログインすれば自動的に表示されます。復元の操作は必要ありません。

この方法が必要になるのは、古いスマートフォン本体やSIMカードに保存していた連絡先です。Androidは、これらをGoogle ドライブにバックアップできます。

  1. スマートフォンの設定アプリを開きます。
  2. Googleをタップし、すべてのサービスをタップします。
  3. バックアップと復元をタップし、連絡先の復元をタップします。
  4. アカウントからをタップして、Google アカウントを選びます。
  5. コピーしたい連絡先が保存されているスマートフォンをタップします。
  6. SIM カードとデバイスのストレージをそれぞれオンかオフにして、コピー元を選びます。
  7. 復元をタップし、「連絡先を復元しました」と表示されるまで待ちます。

機種によっては、Google、セットアップと復元、連絡先の復元の順にタップします。

スマートフォンにまだない連絡先だけが復元されるため、2回実行しても連絡先が二重になることはありません。復元した連絡先は、その後、選んだGoogle アカウントと同期されます。

注意点が2つあります。1つ目は、バックアップがあることです。古いスマートフォンで、設定アプリのシステム、バックアップにあるGoogle ドライブへのバックアップがオンになっていたことが条件です。

もう1つは、Androidのバージョンです。新しいバージョンで作ったバックアップは、それより古いバージョンのAndroidには復元できません。メニューの名前や手順も、スマートフォンやAndroidのバージョンによって異なります。

3. 変更を元に戻すで連絡先リスト全体を巻き戻す

変更を元に戻すは、連絡先リスト全体を、過去30日以内に指定した時点の状態へ戻す機能です。整理しすぎた、アプリに連絡先を消された、統合を間違えた、といった一括のミスに向いています。

パソコンでは次の手順で操作します。

  1. Google コンタクトを開きます。
  2. 右上の設定アイコンをクリックし、変更を元に戻すをクリックします。
  3. 戻したい時点を選びます。
  4. 確認をクリックします。

Androidでは次の手順です。

  1. 連絡帳アプリを開き、右上のプロフィール写真をタップします。
  2. 連絡先の設定をタップします。
  3. 「連絡先の編集」の下にある変更を元に戻すをタップし、必要であればGoogle アカウントを選びます。
  4. 戻したい時点を選び、確認をタップします。

巻き戻しで何が失われるかを、実行する前に確認してください。

  • 指定した時点より後に追加した連絡先は表示されなくなります。先に現在の連絡先をエクスポートしておき、巻き戻したあとで新しい分をインポートし直してください。
  • ゴミ箱から完全に削除した連絡先は戻りません。変更を元に戻すでも復元できません。
  • 統合した連絡先は、再び別々の連絡先に分かれます。別の人同士を統合してしまったときは、これが統合を取り消す方法になります。

4. CSVやvCardのバックアップファイルをインポートする

連絡先が消える前にファイルを書き出していたなら、そのファイルが期限のないコピーになります。

  1. パソコンでGoogle コンタクトを開きます。
  2. 左側のインポートをクリックし、ファイルを選択をクリックします。
  3. 拡張子が.csvまたは.vcfのファイルを選びます。
  4. インポートをクリックします。

左側にメニューが表示されない場合は、左上のメニュー アイコンをクリックしてください。

Androidのアプリから取り込む場合は、vCard(.vcf)ファイルを用意し、下部の整理にあるファイルからインポートを選びます。手元に残っている連絡先と重なる場合は、取り込んだあとで重複を整理してください(後述)。

5. 2syncでNotionに同期した連絡先を復元する

多くの場合、頼れるのはGoogleの30日間だけです。連絡先をNotionのデータベースにも同期していれば、Googleの期限とは別に、もう1つの戻し先を持てます。

2syncは、Google コンタクトとNotionのデータベースを双方向で同期します。初期設定では削除を慎重に扱うため、Googleで連絡先を削除しても、Notionのページはマッピングした項目ごとそのまま残ります。

残ったページは同期ステータスが削除済みになり、同期が止まります。同期設定で連絡先の削除を許可をオンにしている場合に限り、Notionのページも削除されます。

そのため、連絡先を取り戻す方法が2つあります。

  • 削除された連絡先を確認する 同期ステータスをNotionのセレクトプロパティにマッピングし、削除済みで絞り込みます。Googleで削除された連絡先が、登録していた情報とともに一覧に並びます。
  • Googleに戻す Google Contacts 一括編集ツールを開き、連絡先アカウントとオートメーションを選んで、削除済みの連絡先のみ表示をオンにします。戻したい連絡先を選び、復元をクリックします。
Sync Status(同期ステータス)の行がある2syncのフィールドマッピング画面

一括編集ツールに表示されるのは、オートメーションが同期した連絡先だけです。2syncを接続する前に削除した連絡先は含まれないため、必要になる前に同期を設定しておくと安心です。

一括編集ツールはすべてのプランに含まれ、Google コンタクトの連携と合わせて使えます。設定の流れはNotionとGoogle コンタクトを同期する方法で詳しく解説しています。

すべての連絡先のコピーをNotionに

Google コンタクトとNotionのデータベースを双方向で同期します。初期設定では、Googleで削除した連絡先もNotionのページが残ります。

Google コンタクトを同期する

復元したあとに重複した連絡先を整理する

変更を元に戻すとファイルのインポートを両方行うなど、複数の方法で戻すと、同じ人の連絡先が2件できることがあります。Google コンタクトの統合と修正で整理できます。

  1. Google コンタクトで、左上のメニュー アイコンをクリックします。
  2. 統合と修正をクリックします。
  3. 候補ごとに統合をクリックします。すべての候補をまとめて受け入れる場合は、すべて統合をクリックします。

重複した連絡先を統合が表示されない場合は、統合できる連絡先が見つかっていません。特定の連絡先を自分で統合するには、該当する連絡先のチェックボックスをオンにし、右上の統合アイコンをクリックします。

なお、別のGoogle アカウントに保存された連絡先同士は統合できません。

Notionと同期している連絡先には、2syncの一括編集ツールにある重複した連絡先を選択も使えます。名前とメールアドレスが同じ連絡先を重複とみなし、最後に更新された1件を残して、ほかのコピーを選択します。

選択したコピーは、削除をクリックして消します。統合はされないため、コピーごとに異なる情報が入っている場合は、先にGoogleで統合しておいてください。

同期している連絡先をGoogleのゴミ箱から復元した場合も、注意が必要です。2syncは元のNotionページにつなぎ直さず、新しいページを作成することがあり、古いページは削除済みのまま残ります。

Notionで同期ステータスを削除済みで絞り込み、不要になった古いページを削除してください。

連絡先をなくさないための対策

  • 連絡先はGoogle アカウントに保存する ゴミ箱から戻せるのは、Google アカウントの連絡先だけです。機種変更のときも、ログインするだけで新しいスマートフォンに表示されます。
  • ときどき連絡先を書き出す 選択の操作ですべてを選び、「その他の操作」アイコンのエクスポートで「Google CSV 形式(Google アカウントへのインポート用)」を選びます。書き出した日のコピーなので、日がたつほど古くなります。
  • Androidのバックアップをオンにする 設定アプリのシステム、バックアップでGoogle ドライブへのバックアップをオンにすると、本体やSIMカードの連絡先も守れます。
  • Notionに常に最新のコピーを持つ 同期したデータベースは自動で更新され、Googleで削除された連絡先の記録も残ります。NotionのパーソナルCRMや、Notion CRMテンプレートで作る顧客管理にも活かせます。

まとめ

削除から30日以内なら、Googleの機能で十分に戻せます。1件ずつの削除にはゴミ箱、まとめて起きたミスには変更を元に戻すが向いています。

Google アカウントに入っていなかった連絡先は、Androidのバックアップや書き出したファイルで補えます。

30日を過ぎると、頼れるのは事前に作っておいたコピーだけです。いちばん手間がかからないのは同期によるコピーで、書き出しを忘れても最新の状態に保たれます。

連絡先を同期してバックアップする

Google コンタクトをNotionのデータベースに接続します。初期設定では、Googleで連絡先を削除してもNotionに記録が残ります。

最初の同期を始める

FAQ

Googleの連絡先が消えました。どうすればいいですか?

まず、連絡帳アプリの右上で選んでいるGoogle アカウントを確認してください。別のアカウントを表示しているだけで、連絡先は消えていないことがあります。アカウントが正しければゴミ箱を開き、削除から30日以内なら復元できます。まとめて消えた場合は、変更を元に戻すを使います。

連絡先を復元したら表示されなくなりました。どうしたらいいですか?

変更を元に戻すで過去の時点に戻すと、その時点より後に追加した連絡先は表示されなくなります。巻き戻す前に書き出したファイルがあれば、それをインポートすると戻せます。Androidのバックアップから復元した連絡先は選んだGoogle アカウントに同期されるため、アプリの右上でそのアカウントを表示しているかも確認してください。

Androidの電話帳が消えたのはなぜですか?

よくあるのは、同じGoogle アカウントを使う別の端末で削除し、その削除がスマートフォンにも同期されたケースです。連絡帳アプリで別のアカウントを選んでいるだけのこともあります。連絡先がGoogle アカウントではなく本体やSIMカードに保存されていた場合は、機種変更や初期化のあとにAndroidのバックアップから戻す必要があります。

Googleから電話帳を復元するにはどうすればいいですか?

Google アカウントに保存していた連絡先は、新しいスマートフォンで同じアカウントにログインするだけで表示され、パソコンのcontacts.google.comでも確認できます。本体やSIMカードの連絡先は、Google ドライブへのバックアップがオンだった場合に限り、設定アプリのGoogleにある連絡先の復元で戻せます。

Googleの連絡先を復元できないのはなぜですか?

削除から30日を過ぎた、ゴミ箱で完全に削除した、Google アカウントに保存していなかった、のいずれかが主な原因です。その他の連絡先から削除したものはゴミ箱に入らないため、変更を元に戻すで戻します。Androidでは、自動同期がオフかオフラインだとゴミ箱が開けません。30日を過ぎた連絡先は、書き出したファイル、Androidのバックアップ、Google コンタクトと同期したNotionのデータベースなど、事前に作ったコピーからしか戻せません。

著者について

Simo Elalj
Simo Elalj

2syncの創業者。INSA Lyon出身のソフトウェアエンジニア。Notionをカレンダー、タスク、連絡先と接続する同期ツールを開発。以前はリファービッシュ家電の価格比較プラットフォームRefurbMeを設立。


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