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NotionとGoogle コンタクトを同期する3つの方法

NotionとGoogle コンタクトを同期する3つの方法を比較。それぞれで引き継げる項目、初回同期での重複の扱い、Google側の25,000件という上限まで、選ぶ前に必要な情報がわかります。

深い青のグラデーションを背景に、白黒のNotionのキューブロゴから伸びる白いケーブルが、火花の線が散る2つの白いパズルピースを通り、青い丸に白い人物アイコンが入ったGoogle コンタクトのアイコンへ弧を描いてつながる画像
執筆者
Simo Elalj
更新日
2026年10月7日

Google コンタクト(Googleの連絡先)には電話番号とメールアドレスが集まり、Notionには取引先や案件、フォローアップの記録が集まります。この2つを一致させようとして、手が止まる方は少なくありません。

方法は大きく3つあります。違いは手間よりも、同期後に何が残るかにあります。どの項目が届くのか、あとから行った編集が反対側に反映されるのか、初回の実行で重複がどうなるのかです。

結論

NotionにはGoogle コンタクトとの標準の同期機能がありません。CSVインポートは一度きりのコピーで、更新は反映されません。Zapierなどの自動化は、ワークフロー1本につき片方向の移動です。2syncなどの双方向同期ツールは両側を最新に保ちます。3つの方法のうち、Notionでの編集がGoogleに反映されるのはこの方法だけです。

NotionはGoogle コンタクトと標準で連携できますか

できません。Notionのインポートのヘルプには、Evernote、Trello、Quip、Dropbox Paper、Hackpad、WorkFlowyといったアプリや、CSV、Markdown、Word、HTML、PDFなどのファイルが並びますが、Google コンタクトは含まれません。

一度きりのファイル取り込みを超える運用には、外部のツールが必要です。

3つの方法の比較

CSVインポート自動化(Zapier)双方向同期ツール
方向GoogleからNotionへ、1回のみワークフローごとに片方向双方向(項目ごとに設定)
自動で動くか動かないトリガーで動く2syncは2〜5分ごとに動く
既存の連絡先の更新されない(行が増える)更新ステップを作れば可能される
Notionでの編集がGoogleに届くか届かない2本目のワークフローが必要届く
向いているケース一時的なスナップショット長い自動化の一工程としての片方向両方で編集し続ける連絡先リスト

同期後に何が残るか

連絡先がどこまで届き、変更がどう扱われるかは、方法で決まります。

  • CSVインポート 書き出した列がそのままNotionのプロパティになりますが、反映は1回だけです。Notionのヘルプには「インポートでは行が追加されます。既存の行は更新されません」とあり、内容を変えた一覧を再度取り込むと、更新ではなく重複が生まれます。
  • 自動化 項目は、各ステップで自分でマッピングした分だけが動きます。ZapierのGoogle コンタクト側のトリガーは、New Contact、New or Updated Contact、New Groupの3つです。
  • 双方向同期ツール 項目の範囲はツールごとに決まっています。2syncは氏名、メールと電話(各最大3件、種別のラベルも別項目)、住所、会社、役職、誕生日、ニックネーム、写真、ラベルに対応し、方向を項目ごとに指定できます。

2syncで往復できる項目と、注意点は次のとおりです。

項目Notionのプロパティ注意点
姓名、姓、名Title、Rich Textどちらで編集しても、もう一方に反映されます
メール(最大3件)Email2件目以降はEmail 2、Email 3に入ります。種別はEmail 1〜3 Labelとして別の項目に入ります
電話(最大3件)Phone Number2件目以降はPhone 2、Phone 3に入ります。携帯・自宅・勤務先の種別はPhone 1〜3 Labelとして別の項目に入ります
住所Rich Text1件目は番地、市区町村、都道府県、郵便番号、国に分かれます。2件目と3件目は国とラベルのみで、全文はFull Address 2、3に入ります
会社、役職、ニックネームRich Text特になし
誕生日DateGoogle側に年がなければ、年なしで届きます
写真Files大きな画像は最適化されます
ラベルMulti-selectNotionで作ったラベルは、Googleにグループとして作られます

Google コンタクトのカスタム項目は同期されません。列が足りない場合は、Notion側だけのプロパティとして追加してください。全項目と型はフィールドリファレンスにまとめています。

方法1:CSVを書き出してNotionにインポートする

費用がかからず、スナップショットを取るだけなら十分です。ただし、電話番号を1件でも直した時点で向かなくなります。

Googleからの書き出しは次の手順です。

  1. Google コンタクトを開き、対象の連絡先を選びます。すべてを選ぶこともできます。
  2. 「その他の操作」からエクスポートをクリックします。
  3. Google CSV形式を選び、エクスポートをクリックします。

続いて、Notionへ取り込みます。

  1. Notionで設定からインポートを開き、CSVを選びます。ページ上で /csv と入力する方法もあります。
  2. ファイルを選び、各列をプロパティに割り当てます。

制限は3つあります。

  • CSVのサイズは1ファイルあたり、無料プランで5MB、有料プランで50MBまでです。
  • 新規のCSVインポートでは、リレーションを作成できません。
  • 2回目以降のインポートは、既存の行を更新せず、行を追加します。

Googleの書き出しはCRMに不要な列まで大量に含みます。取り込む前に、使わない列を削除しておくと、データベースが散らかりません。

方法2:Zapierでワークフローを組む

すでにZapierを使っている場合は、ワークフロー1本で、ファイルを触らずに新しい連絡先をNotionへ送れます。トリガーにNew ContactかNew or Updated Contactを選び、アクションにNotionのCreate Data Source Itemなどを組み合わせます。

注意が必要なのは方向です。ワークフローは片方向にしか動かないため、Notionでの編集をGoogleへ戻すには、トリガーもマッピングも別に持つ2本目が必要になります。

Zapierには、書き込む前にNotionを検索するFind or Create Data Source Itemもあります。同じ人が二重に追加されるのを防ぐのは、このステップです。

同期ツールと自動化プラットフォームの違いは、Zapierとの比較で整理しています。ほかの選択肢はNotion向けZapier代替ツールをご覧ください。

方法3:双方向同期ツールを使う

同期ツールは、1つのNotionデータベースとGoogle コンタクトの連絡先リストを対応づけたままにします。どちらで編集しても、もう一方に反映されます。この組み合わせでは主に3つのツールが候補に挙がり、それぞれ設計が異なります。

  • 2sync 氏名、メールと電話(各最大3件)、住所、会社、役職、誕生日、ニックネーム、写真、ラベルを双方向で同期し、方向を項目ごとに設定できます。同期間隔はプランにより5分、3分、2分です。
  • Unito 名前、電話、メール、会社、Webサイト、住所をマッピングします。Unitoの英語版ガイド(2024年4月8日更新)は、Notionでの編集がGoogleの連絡先に影響しないよう、GoogleからNotionへの片方向の同期を勧めています。2syncとの違いはUnitoとの比較で解説しています。
  • SyncPenguin SyncPenguinの公式ページによると、重複の照合と過去データの統合に対応しています。

ツールの知名度ではなく、項目の範囲、必要な同期方向、初回実行時の挙動を基準に選ぶのがおすすめです。

2syncで双方向同期を設定する手順

設定にかかる時間は5分ほどです。Googleアカウントと、Notionのワークスペースを用意してください。

1. Google コンタクトのアカウントを接続する

Google コンタクトとNotionのオンボーディングを開き、「Connect Google Contacts」をクリックします。Googleにログインして連絡先へのアクセスを許可し、同期する連絡先グループを選びます。すべてのグループを選ぶこともできます。

2. Notionを接続する

2syncが用意するContactsテンプレートをそのまま使えます。すでにお使いのデータベースに接続する場合は、「•••」から「接続の追加」を選んで2syncを追加し、リンクを貼り付けます。

3. フィールドをマッピングする

項目ごとに、双方向、Notionへの片方向、Google コンタクトへの片方向のいずれかを選びます。「+ フィールドを追加」をクリックすると、任意の項目が表示されます。

4. フィルターを追加する

この手順は任意です。一部の連絡先だけを同期したい場合は、たとえばLabelsに「クライアント」を含む、という条件を追加します。

5. 同期をオンにする

最後に同期をオンにします。マッピングを確かめるテストを実行してから始めることも、テストを省いてそのまま開始することもできます。

連絡先は1人につき1ページとして、マッピングしたプロパティとともにNotionに作成されます。メール、電話、会社、誕生日が揃った連絡先は、Notion側では次のように表示されます。

同期後の連絡先がNotionでどう表示されるか。2syncの画面ではありません

まだデータベースがない場合は、2syncがこの同期のために作成した無料のCircles of Trustテンプレートが使えます。

ほかの候補はNotion CRMテンプレートのおすすめにまとめています。CRMとしての組み立て方はNotionでパーソナルCRMを作る方法で詳しく説明しています。

画面ごとの詳細は、Google コンタクトのセットアップガイドをご覧ください。

初回実行時の重複はどうなるか

初めて同期すると、一覧にもともとあった重複が表に出ます。扱いは方法ごとに異なります。

  • CSVインポート 重複の確認は行われません。同じファイルを2回取り込むと、すべての行が2倍になります。
  • 自動化 Find or Createのステップを組んだかどうかで決まります。
  • SyncPenguin 公式ページには、重複の照合と過去データの統合に対応するとあります。細かな選択肢は同ページに載っていないため、導入前にご確認ください。
  • 2sync 先にGoogleの「統合と修正」ツールで重複を整理するよう、ドキュメントで案内しています。あわせて、ラベルを付けた連絡先だけを同期して不要なエントリーを除くこと、Notion側の重複ページは一括編集ツールで削除することを勧めています。

初回は次の順で進めるのがおすすめです。

  1. Googleで重複を統合します。
  2. ラベルのフィルターを設定します。
  3. 小さなラベルのグループを同期します。
  4. 結果を確認します。
  5. フィルターを広げます。

25,000件の上限

Googleのヘルプによると、Google コンタクトには最大25,000件の連絡先または最大20MB(画像を除く)を保存できます。

まとめて移す際に関わる制限が、ほかに2つあります。

  • Googleは、一度にインポートする連絡先が3,000件を超える場合、CSVを分割してから取り込むよう案内しています(インポートのヘルプ)。
  • 2syncのSoloプランは同期アイテムが最大3,000件で、PremiumとProは無制限です。

25,000件に近い場合は、アドレス帳全体ではなく、クライアントやパートナーといったラベル単位で同期してください。Notionのデータベースも絞り込まれ、上限に余裕を持って運用できます。

どの方法が合うか

  • 二度と触らない一覧を1回だけコピーしたい場合 CSVインポート
  • 長い自動化の一工程として、新しい連絡先を片方向で流したい場合 Zapier
  • 両方のアプリで編集し、名前、電話、ラベル、写真を最新に保ちたい場合 双方向同期ツール

Google コンタクトとNotionを常に同期

Google コンタクトを接続し、Notionのデータベースを選んで、項目をマッピングし、ラベルで絞り込みます。どちらの変更も数分で反映されます。Soloプランは月額$7(年払い)、月払いなら月額$9で、14日間の無料トライアルがあります。

Google コンタクトの同期を設定する

連絡先がGoogleではなくOutlookにある場合は、Microsoft 365向けのOutlook 連絡先をCRMとして使う方法をご覧ください。

FAQ

Google連絡先をCSVでエクスポートしたら文字化けするのですが?

Notionのインポートのヘルプには、文字化けが起きた場合はCSVをUTF-8として書き出し直すよう案内があります。Google コンタクトから書き出したファイルは、表計算アプリで開いて保存し直す前の状態のまま、Notionに渡すのが確実です。

Notionと連携できるツールは何がありますか?

2syncでは、Google カレンダー・Google ToDo リスト・Google コンタクト・Google スプレッドシート・Outlook カレンダー・Outlook 連絡先・Microsoft To Do・Todoistを、Notionと双方向で同期できます。GmailとOutlook メールは、Notionへの片方向の同期のみに対応しています。

GoogleドライブとNotionは連携できますか?

2syncの連携対象にGoogleドライブは含まれていません。連絡先をNotionと同期したい場合は、Google コンタクトの連携をご利用いただけます。

Googleの連絡帳のデータを移行するにはどうすればいいですか?

書き出したGoogle CSVを、移行先のアカウントのGoogle コンタクトで取り込みます。Googleのヘルプによると、一度にインポートする連絡先が3,000件を超える場合は、CSVを分割してから取り込む必要があります(インポートのヘルプ)。

免責事項:本記事で使用しているインポート画面のスクリーンショットはNotionの画面、連携設定画面のスクリーンショットはZapierの画面です。

著者について

Simo Elalj
Simo Elalj

2syncの創業者。INSA Lyon出身のソフトウェアエンジニア。Notionをカレンダー、タスク、連絡先と接続する同期ツールを開発。以前はリファービッシュ家電の価格比較プラットフォームRefurbMeを設立。


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